みなさんは、自分の60歳以降の生活がどのようなものになるか想像したことはありますか? 将来は明るい、それとも明るいとは言えない、どちらにより近いでしょうか?
株式会社大和ネクスト銀行は2020年11月、全国のシニア予備軍(50歳~59歳)とシニア(60歳~79歳)を対象に「シニアライフに関する調査」を実施し、1,000人の有効サンプルを集計しました。60歳以降の生活についてみんながどう思っているか、資産形成や消費の実態とともに見ていきましょう。
60歳以降の生活は明るいと思うか?
シニア予備軍(50歳〜59歳)の場合
まず、50代のシニア予備軍(336人) に、「シニアライフ(60歳以降の生活)は、どのような生活になると思うか」予想を聞いたところ、「ハッピーライフ」という回答は63.4%でした(「ハッピーライフに近い」13.4%と「どちらかといえばハッピーライフに近い」50.0%の合計、以下同)。
このように、自分のシニアライフは明るいと考えている予備軍が多数派ではありますが、それを「資産形成に取り組んでいる」グループと「取り組んでいない」グループに分けてみると、図表1のようになりました。