格差解消のポイント1つ目:早く準備に取り掛かる

老後の準備が自分には必要だと感じたなら、すぐに行動を始めることをオススメします。

お金を増やすためには、時間が何よりの味方になるからです。しかも、過ぎてしまった時間は取り戻すことができません。

「気づいたときが始めどき」です。お金を貯める期間が長ければ長いほど、資産を増やすことができます。

格差解消のポイント2つめ:商品をうまく選んで効率よくお金を増やす

世の中には多種多様な金融商品が出回っていますが、うまく商品を選んで、資産を形成する必要があります。

商品選びがうまくいけば、効率よくお金を増やすことができます。イデコやニーサなどの非課税制度を上手に活用するのもいいですね。

格差解消のポイント3つめ:金融のプロに相談をする

これは、何からどう始めればいいのか分からない方向けですが、IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)などに相談してみるのも良い方法です。

専門用語などが多い金融のことは、なかなかとっつきにくい分野でもあります。ましてリスクがあるものを選ぶとなると、ますます敬遠しがちです。

一方、海外ではこのようなリスク性商品を老後の資産形成のために活用しています。IFAなどが世間で広く認知され、身近なお金のアドバイザーとして活躍しています。

わからないからと言って、金融や経済のことを避けてしまうのは、とてももったいないことです。将来の資産を増やすチャンスをみすみす逃してしまっているのは残念な状況です。

専門家に相談することによって、今まで疑問に思っていたことが解決される場合もあるでしょう。ぜひ相談することを検討してみてくださいね。

まとめにかえて

年金をいくら受け取れるかは、年収や働き方によって大きく異なります。

特に自営業の人ですが、老後資産の柱は国民年金になります。厚生年金を受け取れる会社員と比べ、老後の準備はより重要になってくるでしょう。

老後までにいくら準備をしたらいいか、まずは確認することが大切です。

いくら必要なのかがわかれば、あとは貯蓄のやり方を考え、それを繰り返すだけで、確実に老後に向けての準備はできます。

前章でも述べたとおり、その際はお金のプロにアドバイスをもらいながら続けることをおすすめします。

参考資料

尾崎 絵美「厚生年金と国民年金だけで老後は本当に安心か」(LIMO)
厚生労働省年金局「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
日本年金機構 年金Q&A(年金額の改定)
 

 

鶴田 綾