今から始める「自分で作る年金」とは

ここまで国民年金と厚生年金の受給額について見てきましたが、国民年金であれば平均5万円台、厚生年金であれば平均10万円台であることが分かりました。

受給額が多いか少ないかと聞かれたら、やはり「少ない」と答える方が多いのではないでしょうか。

では、どのようにして老後の年金を増やすかとなると、自分自身でしっかりと準備していく他はありません。

例えば、国の非課税制度であるイデコ（iDeCo）、つみたてニーサ（つみたてNISA）を活用することを考えるのもよいでしょう。

イデコ、つみたてニーサは投資信託という金融商品で運用する仕組みになっています。メリットやデメリットを確認するとよいですね。

そのほかには、個人年金保険や外貨建終身保険などを活用して、老後に向けて資金準備をする人も増えてきています。

自分にはどのようなものが合っているのかわからない人は、お金の専門家が無料で相談に乗ってくれるサービスを活用することをおすすめします。

お金のプロとして、老後に必要な資金計算や一人ひとりに合わせた金融商品を選んでくれます。役立つアドバイスをくれるはずですから、利用してみるのもいいでしょう。