国家公務員の場合、定年や早期退職募集制度に基づく応募認定だと、2000万円以上の退職金を受け取っているのがわかります。

地方公務員、いくら退職金を受け取っているか

次に、地方公務員はどのくらいの退職金を受け取っているのか見ていきましょう。

総務省「平成31年地方公務員給与の実態（表-24　団体区分別，年度別一般職員の勤続25年以上の定年又は応募認定退職者１人当たり退職手当額）」から確認していきます。

平成30年度

〈60歳〉

  • 全地方公共団体：2133万円
  • 都道府県：2183万9000円
  • 指定都市：2119万3000円
  • 市：2126万8000円
  • 町村：2008万1000円

地方公務員も、定年や応募認定であれば2000万円以上の退職金を受け取っていると言ってよさそうです。

公務員の退職金「普通の会社員との差」多いか少ないか

次に民間企業の退職金を見てみましょう。

厚生労働省「平成30年就労条件総合調査　結果の概況（一時金・年金）の支給実態」から、退職者一人平均退職給付額（勤続20年以上かつ45歳以上の退職者）を確認していきます。