近年、男女ともに未婚の割合が上昇しています。

2018年に公表された厚生労働省の「50歳時の未婚割合の推移」から「日本の世帯数の将来推計」を見てみると、2020年度における未婚割合の推計は男性が26.7%、女性が17.5%。この割合の人々が50歳時点で一度も結婚歴がないとのことです。

上記の推計では、未婚割合は2040年に男性は29.5%、女性は18.7%まで上昇すると予想されています。

「おひとりさま」は人生を謳歌されている人も多いと思いますが、心配ごとのひとつに「老後の生活」があります。

本日は、60代独身の「おひとりさま」にクローズアップして、必要な老後のお金はいくらなのか、お話ししていきます。

60代独身、老後のお金はいくら必要か

老後の心配が尽きないのは、独身であろうとなかろうと、みなさん一緒です。

しかし、もし仮に独身の方が、このまま老後を迎えたとき、ひとりで生活してくためには一体いくら用意しておけば安心なのでしょうか。

必要金額を総務省の「家計調査報告(家計収支編)2020年(令和2年)平均結果の概要」をもとに計算していきます。