ふるさと納税で「控除」を受けるためには?

控除を受けるためには、確定申告をするか、「ふるさと納税ワンストップ特例制度」の申請書を提出する必要があります。

確定申告をする場合

期限:翌年の3月15日
提出先:住んでいる所の自治体
提出書類:寄附金受領証明書ほか

ワンストップ特例制度の場合

期限:翌年の1月10日
提出先:寄附をした自治体
提出書類:ワンストップ特例申請書

ふるさと納税「所得税・住民税の控除」のしくみ

控除額の上限の範囲内で寄附をした場合、2000円の自己負担額を引いた残りの全額が所得税・住民税から控除されます。

例えば、年収600万円の人が5万円寄附をした場合、

5万円-2000円=4万8000円
4万8000円×10%(所得税率)=4800円

※復興特別所得税は考慮していません。

4800円が所得税から控除され、残りの4万3200円が住民税から控除されます。

ワンストップ特例制度を利用した場合は、確定申告をする必要がないので、寄付金額から2000円を引いた全額が住民税から控除されます。