それでは、ここで同資料から金融資産保有額別の分布を見てみましょう。
50歳代の金融資産保有額(金融資産保有世帯)
- 100万円未満:7.4%
- 100~200万円未満:6.1%
- 200~300万円未満:6.1%
- 300~400万円未満:3.2%
- 400~500万円未満:4.0%
- 500~700万円未満:9.5%
- 700~1000万円未満:10.6%
- 1000~1500万円未満:13.5%
- 1500~2000万円未満:6.6%
- 2000~3000万円未満:12.5%
- 3000万円以上:15.9%
- 無回答:4.5%
このデータによると、1000万円以上の貯蓄がある人は全体の48.5%になります。
早期リタイアを目指すには、もうちょっとだけ大きい金額を目指したいところです。
貯蓄を着々と増やせる人にはどういう特徴があるのでしょうか。
「誰でもお金を貯められる方法」貯蓄上手の共通点3つ
私は、これまで1000世帯を超えるお客さまからお金の相談を受けてきました。
貯蓄を順調に増やすことができる人の共通点3つを、今からご紹介します。
しっかり貯蓄を増やしていきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
貯蓄上手な人の特徴その1:目標がある
今回のテーマにもありますが、50代で1000万円の貯蓄を目標とした場合、社会人になってから30年間、毎月2.8万円を貯め続ければその目標は達成できます。
「30年で2000万円は貯めておきたい」と考える人は毎月5.5万円、「早期リタイアを目指して30年で5000万円は欲しい」と考える人は毎月13.8万円の貯金が必要です。
いつまでにいくら欲しいかを明確にしておけば、ゴールに向かって着実に進んでいくことができます。
単純なことではありますが、意外と大切なことですので、ぜひやってみてください。