また、20代男性のTさんはこんな意見を。

「自分が甘ちゃんだ、というのはよ~くわかってはいるんですが、上司とか先輩が目の前にいないと、ピリッとしないというか、仕事に身が入らないんですよね」

在宅ワークになってから、ひとつの仕事に時間がかかるうえに、クオリティも下がってしまった…とTさん。

「言い訳にしか過ぎない、というのはよくわかっています。どこにいてもきちんと結果を出さなきゃいけないのも頭では理解している。でも、やっぱりオフィスに出社して、周りの人と切磋琢磨しながら仕事をする方が、よっぽど自分の性に合っていると思います」

自宅で仕事をする、ということは「自分でしっかりスケジュールを立てる」ことが必須。それが苦手、という人は、在宅ワークに四苦八苦しているようです。

夫の無理解、ママならではの悩み…

また、「在宅ワークはママ向きの働き方ではない!」と訴える人も。40代のCさんは、小学5年生と3年生の女の子のお母さん。

オフィス勤務から在宅ワークに切り替わり、「家事と仕事の両立が楽になる」と思っていたのですが…。

「娘が学校から帰ってきてからが、とにかく仕事が進みません。『ママ、お腹すいた、何かない?』から始まり、やれ『妹がマンガを勝手に持ち出した』だの、『お姉ちゃんが意地悪を言う』だの、10分に1回は私を呼びに来るんです。

結局、娘が学校から帰ってきたら一旦仕事は中断。残りは家族が寝ている夜中や早朝にする羽目に。オフィス勤務のほうがよっぽど楽でした」