コロナ禍の影響で、私たちの生活は大きく様変わりしました。そのひとつが「在宅ワーク」。多くの人が、「自宅で仕事ができるなんて、もうオフィス勤務には戻れない!」と在宅ワークの快適さ、便利さを実感しているようです。

ところが、中には「在宅ワーク、勘弁してほしい…」と嘆いている人も少なからずいる模様。そこで今回は、「在宅ワークが辛い!」と訴える人たちの心の叫びを聞いてみることにしましょう。

「計画性のなさ」を痛感…

30代女性のAさんは、「在宅勤務になってから、仕事の効率が格段に落ちた」と嘆きます。

「自分自身に計画性がない、自制心がないのが原因だと重々承知なのですが、とにかく『仕事のスイッチ』が入らないんです」

仕事をしようとパソコンを立ち上げても、ついついスマホを見てしまったり、ひとつ仕事が終わると、家の片づけや洗濯物を始めたりしてしまい、まったく仕事が進まない、とAさん。

「思うに、私はきちんとオフィスカジュアルな服に身を包んで、オフィスに出勤することで『仕事モード』になっていたんです。私にとっては、オフィスは仕事する場所、自宅はリラックスする場所。

それなのに、在宅ワークでその線引きがなくなってしまって…。結局仕事も進まないし、かといってリラックスもできない。どっちつかずの今は、社会人人生の中で最悪の時間だと言っても過言ではありません」