「マイホーム購入で失敗する人」の特徴7選。不動産投資のプロの見方

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私は普段、「不動産投資」を軸とした資産形成について情報発信をしているのですが、先日、「マイホームは欲しいけれど、住宅ローンを抱えるのは不安で・・・」というご相談をいただきました。

最近、「新型コロナウイルスの影響でローンが返済できなくなるケースが相次いでいる」といった話題をよく耳にしますので、同じようにお考えの方は多いのではないでしょうか。

私自身は生粋の「賃貸派」であり、損得で言えばマイホームは買わない方が断然得だと思っています。しかし、どうしてもマイホームが欲しい!という方の気持ちもよく分かります。

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そこで今回は、「マイホーム購入で失敗する人の特徴」について考えてみたいと思います。

この記事をお読みいただければ、あなたがマイホームを購入する際に何に注意すれば良いか分かるようになりますし、これらの特徴さえ避ければ、本当に納得のいくマイホームを手に入れることができるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

失敗その1:郊外に購入、途端に債務超過

まずは、郊外に購入して買った途端に債務超過になってしまうパターンです。

都心だと家が狭くなってしまって値段も高いので、広さを求めて郊外に買った結果、大きな債務超過に陥ってしまうケースがこれです。

たとえば、都心5区(港・中央・千代田・新宿・渋谷)で5,000万円の物件というと、50平米以下の狭いものしかありませんが、都心から電車で1時間の千葉ニュータウンあたりまで行くと、同じ5,000万円でも2倍の広さになったりします。

しかし、家は買った途端に値が下がります。

どういうことかと言うと、新築は買った途端にデベロッパーの利益が確定するので、その利益の分が値下がりしてしまうのです。

高度成長期はこの目減り分を地価の上昇で補っていましたが、土地神話が崩れてしまった今、都心以外の物件は、ほとんどが買った途端に値が下がります。

分かりやすく言うと、新車を買ってすぐに中古で売ろうとすると、たとえ1キロも走っていなくても値が下がるのと同じ原理です。

これは、もしその家を全額ローンで買っている場合、すぐに債務超過の状態に陥ってしまうことを意味します。

もしあなたが家を買って絶対に損をしたくないのであれば、できるだけ都心に買うべきだと思います。

このように、マイホーム購入も「不動産投資」と考えて、どこに買うのがより資産価値が高いのか?という観点から選ぶ必要があるのです。

失敗その2:住まなくなった時のことを考えていない

人生には変化がつきものです。たとえば、家を買った後に転勤になってしまった・・・というのはよくある話です。

「転勤になったら家を貸せばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、そもそもマイホームは賃貸することを考えて作られていないため、貸したとしても利回りは大きくありません。

ローンなど全ての経費を家賃で賄えることは稀で、ほとんどがマイナスのキャッシュフローになってしまうでしょう。

また、子供が大きくなって手狭になったとしても、「その1」で述べた理由で債務超過の状態であれば、売ってもローンが残ってしまうので、買い替えも容易ではありません。

さらに、将来子どもが成人して家を出た後に、それまで使っていた部屋が空き部屋になってしまうのも非常にもったいないことだと思います。

参考記事

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執筆者
浦田 健
  • 浦田 健
  • 株式会社FPコミュニケーションズ 代表取締役
  • 一般財団法人日本不動産コミュニティー(J-REC)代表理事

明治大学商学部卒。2002年個人向け不動産コンサルティング会社を創業。2008年「すべての人に不動産の知識を」を使命としJ-RECを創設、同時に「不動産実務検定」を開始。全国35ヵ所以上に教室を開設し、いつでも、だれでも、どこでも不動産実務知識が学べる環境をつくる。2014年マレーシアに移住。国内はもとより海外の不動産コンサルティングを手がける。主な著書に「金持ち大家さん」シリーズ他、不動産関連書籍多数、発行部数は業界最多となる累計31万部超。ビジネス系YouTuber「ウラケン不動産」として、不動産、経済、金融に関する情報を配信中(2021年1月現在登録者76,000人)。