同僚のレベルが思ったより低かった

同僚のレベルが高く昇進が難しくなったと感じる人がいる一方で、転職してレベルが下がったと感じる人もいるようです。金融業界から同業種へ転職した30歳の女性Cさんは、同僚のレベルが違いすぎて衝撃を受けたと言います。

「転職先はExcelすらうまく使えない人が多く、事務スキルのレベルもイマイチだし、専門知識もほとんど持ち合わせていない。もう何年金融機関で働いているの?と思うような状態で、この会社はなんで金融機関として成立してきたんだろうと思ってしまった」と話します。

Cさんは、そんな中で同僚と同じ仕事をすることに違和感を抱いているのだそうです。「仕事も忙しくなく、定時前の16時頃に終わってしまい手持無沙汰になってしまう。自分でやることを見つけて仕事をしていると同僚からは『超やる気あるね』みたいに笑われるし」と続けるCさん。

「こんなにレベルの低い同僚に混じってExcelや金融の基礎知識を教えながら、同じ給料をもらって生きていくのかと思うとちょっと働く気がしないというか…。転職しないほうが刺激的だったしモチベーションは上がっていたかなと思う。給料が低いワケではないから、ゆっくり働きたいならこのままでもいいかもしれないけれど…」と話してくれました。

おわりに

今回はアラサーの中堅社員が転職して後悔したことについて紹介しました。どれも転職前に知ることは難しいことですが、たとえば事前に職場見学を申し出てみたり、同僚になる予定の人たちとの面談の時間を設けてもらったりするのもいいでしょう。転職するなら後悔しないよう、事前準備をしっかりしておくことが必要ですね。

参考資料

大塚 ちえ