2022年からは「おなじみのあのオプション」が標準装備化?

「2022年5月以降に発売される新車について、自動車後方の状況が確認できるバックカメラか、センサーの装備を自動車メーカーに義務付ける方針を国土交通省は明らかにした」というニュースが2021年4月1日に出て話題となりました。

現在販売されている新車の多くには、後方を確認することができる「バックモニター」や、あたかも上から車を見ているかのように映し出す「アラウンドビューモニター」といったカメラ類がオプションで選べるかと思います。

これらに加えて壁や障害物に近づくと「ピピピッ」と警告してくれるセンサー類を付けている車も増えてきていますね。

現在、バックモニター類を任意で装着している車が大半かと思いますが、必要ないという方もいることでしょう。

もしこれらが標準装備として義務化されるとしたら、わざわざオプション選択しなくても済んで楽という反面、必要ない人たちにとっては単なる「車の価格が上がる」ということになってしまいます。

近年は安全装備の義務化が増えてきていて購入時の負担額が増えていますから、さらに高額になってしまうという懸念も出てくるでしょう。

おわりに

最近の車は過保護といっていいくらい安全装備が多く付けられています。とても安心感がある反面、これらの機能を過信するのは危険。あくまでも「補助的な装置」として活用し、事故などでケガをしたりさせたりしないような車社会にしていきたいものです。

参考資料

宇野 源一