50代世帯の8割が「老後が不安…」
前出の調査の結果によると、50代・二人以上世帯の約8割が、老後生活への心配、とりわけお金に関する不安を抱えているようです。具体的には、「十分な金融資産がない」「年金や保険が十分ではない」「現在の生活にゆとりがなく、老後に備えていない」といった理由が挙がっています。
そして、50代・二人以上世帯が予想する「老後ひと月当たりの最低生活費」は30万円、「年金支給時に最低準備しておきたいと考える金融資産残高」は2325万円となっています。
「老後資金2000万円」をどう準備する?
老後の生活には2000万円以上必要だと考える50代が多いであろうことがうかがえる結果となりました。かつて話題となった「老後2000万円問題」の影響を少なからず受けた数字かもしれません。
さて、先述のとおり、50代(二人以上世帯)が年金支給時に最低準備しておきたい金融資産残高もほぼ2000万円(2325万円)。そして、50代の金融商品保有額は平均1684万円です。
この「2000万円」を準備していくために、まずは年金受給までの収入と支出を見積もってみましょう。どれくらいになるでしょうか?
その金額を踏まえたうえで、具体的な貯蓄のペースを決めていくとよいかもしれません。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)