さいごに

今回ご紹介した制度は、年金受給開始の直前にスタートして効果を発揮するものではありません。いずれも現役時代から前もって準備していく必要があります。

老後の年金受給額を少しでもアップさせるために、若いころからしっかり「仕込んで」おきましょう。

また、老後の生活を支える「公的年金以外」のお金の準備も忘れずに。

若いみなさんの中には、「目先の出費で手一杯。老後資金の準備まで手が回らない」という世帯も少なくないでしょう。とはいえ、資産運用は、時間をかけて長く運用するほどリスクが軽減し、リターンが安定する傾向がありますので、できるだけ早いスタートをおすすめします。

「公的年金の受給額を増やす工夫」+「自助努力で作る老後資金」

この2つをできるだけ早めに意識することで、老後生活の安心感をより高めていくことが期待できそうです。

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