つまり、不法侵入を防ぐには「玄関や窓の戸締りをしっかりとすること」が重要だということです。
ちょっとそこまでだからと気を許したり、バタバタしていて窓のカギを閉め忘れたり、換気のために小窓を開けたまま外出したりしてしまうと、不法侵入を招いてしまいかねません。
「自宅に戻ったら、見知らぬ人がいた」という事態にならないよう、しっかりとチェックしてから出かけることが肝心です。
防犯意識の低さが招いた恐怖の出来事
かく言う筆者も、自分の防犯意識の甘さから恐怖を味わったことがあります。それは、20代前半の頃に暮らしていたアパートでの出来事、下着泥棒でした。
地方で生まれ育った筆者は、まさか自分の下着を盗む人がいるなんて夢にも思っていませんでした。また、朝早くから仕事で留守にし、子供を保育園に迎えに行って家に戻るのは19時前後という生活だったため、乾燥機もない家の中に毎日下着を干すのは湿気につながりそうで嫌だったのです。
ほかの洗濯物に混ぜて干せば目立たない状態で、干し場のあるベランダ方面は人通りがほとんどない歩道だったこともあり安心していました。しかしある日、悪天候が数日続いて下着をまとめて干したことがあり、「あれ…なんか少なくない? 風で飛んでいったのかな」ということがあったのです。
「いやいや、気づけよ! 下着泥棒だよ!」と過去の自分にツッコミたくなりますが、このときは警戒心も防犯意識も薄かったため、また同じように下着を外に干していました。