固定費や食費の節約など、既にある程度節約はしているものの、「もっと節約できるところはしたい」と思うことはありますよね。筆者は30代半ばですが、現在の10代〜20代前半の消費傾向を見ていると、自分たちの世代よりも堅実な印象があります。
1996年~2012年頃に生まれたこの世代は「Z世代」といわれ、お金に対して保守的で、とても現実的なのだとか。今回は、SMBCコンシューマーファイナンスの「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査 2020」の結果も参考に、ひと世代上の「ミレニアル世代」である筆者が、Z世代に学んで始めた節約を紹介します。
「ミレニアル世代」「Z世代」って何?
まずはこの2つの世代の違いについて見てみましょう。ミレニアル世代はZ世代の前、1981年~1995年頃に生まれた世代を指します。ミレニアル世代はY世代ともいわれ、年齢的には現在の20代後半~30代にあたります。
ミレニアル世代もZ世代も、子供〜学生時代からネットやスマホ、ゲームといったツールを使いこなす”デジタルネイティブ”。特にZ世代は、生まれた頃からデジタル環境が当たり前という中で育ち、スマホネイティブやSNSネイティブともいわれます。
モノは持たない。サブスクやシェアサービスを利用
ミレニアム世代の親の時代は、マイホームを持ち、マイカーを持ち、ブランド志向でもありました。そうした親に育てられたミレニアム世代は、マイホームやマイカーは当たり前で、モノを持つことへのこだわりが大きい人も少なくありません。
一方、「モノを持たない」ことを良しとする価値観が若い世代を中心に広まっています。