ボルボが2021年秋に日本で電気自動車を初投入。脱炭素を加速させる理由とは

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ボルボ・カー・ジャパン株式会社は2021年3月2日、2025年の段階で販売するモデルの約35%をEV化し、2030年には国内で販売するすべてのモデルをEVのみとする方針を発表しました。その第一歩として、クロスオーバーEVモデル「C40」を今秋に日本に導入予定です。

今のタイミングでボルボの日本法人が電気自動車投入し、脱炭素を加速させる理由について、業績や公式サイトの情報をもとに解説します。

ボルボの世界・日本での業績

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ボルボ・カーズ(ボルボの本体)が公表している地域別データは「欧州・中国・米国・その他」となっており、日本の値は「その他」に含まれます。

また、ボルボ・カー・ジャパンの決算公告などのデータも公開されていないため、日本単体の値を正確に示すことはできません。したがって、世界販売実績についてまとめます。

2020年度のボルボ・カー・グループの業績は下記のようになっており、前年度と比較すると新型コロナウイルスによる影響を受けていることがわかります。

  • 売上高:2,628億SEK(スウェーデンクローナ)(前年度は2,741SEK)
  • 営業利益:85億SEK(前年度は143億SEK)

1SEK=12.85円(3/14時点)として計算すると、それぞれ下記のようになります。

  • 売上高:3兆3,769億円(前年度は3兆5,221億円)
  • 営業利益:1,092億円(前年度は1,837億円)

しかし、2021年1・2月の販売実績は前年同期比29.1%増加(110,383台)と、好調な立ち上がりであるため、今後の回復に期待できそうです。

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執筆者
當瀬 ななみ

東京大学文学部卒。大学卒業後、株式会社カヤックなどの複数のソーシャルゲーム企業でゲームの企画や運営・KPI分析に従事。現在はwebサービス・アプリを運用する、東証一部上場の事業会社に勤務し、サービス企画・ディレクション・KPI分析・担当サービスのP/L管理に従事。業務の一環として官公庁の統計データ分析・企業の決算分析などを行っていたことから、経済メディアに寄稿多数。webサービス・アプリの実績を分析し、それらが及ぼす影響についての解説記事を執筆。