自分の老後生活が今から不安という人はとても多いと言えます。

公益財団法人「生命保険文化センター」が行った「生活保障に関する調査(令和元年度)」によると、「公的年金だけでは不十分」と回答した人が82.8%と最も多く、「自助努力による準備が不測する」が38.5%、「貯蓄等の準備資金が目減りする」が16.0%などという結果になっています。

多くの人が老後に不安を感じている一方で、老後の生活費を自助努力で準備している人はどれくらいいるでしょうか。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、老後な不安な人へ、投資信託で資産運用をするメリットについてご紹介したいと思います。

老後の資産形成に投資信託が相性いいのはなぜか

投資信託とは、投資家から少額ずつ集めたお金をプールした中から、資産運用のプロが株や債券などに投資をし、投資成果を投資家に分配する金融商品です。

投資信託は毎月1万円程度の積立投資でスタートできる点は初心者におすすめです。

運用する株や債券は、プロが調査をしながら売買し、常に動向を見て管理してくれています。
自分はお金を出すだけで、基本的にはほったらかしです。

はたらく世代は、投資信託に一気にお金をつぎ込むのではなく、毎月コツコツつみたて投資がよいでしょう。

老後まで時間が20年以上残されている人は、投資信託に毎月積立投資をすることで資産を成長させながら積み立てることが期待できます。

その点からもはたらく世代には投資信託はおすすめです。