「国家公務員の退職金」民間企業と比べて高額なのか

結局「国家公務員の退職金」は民間企業と比べて高額なのか？

国家公務員の場合、自己都合退職を除けば、2000万円以上の退職金が支給されていることがわかりました。

今回は触れませんでしたが、定年退職者【行政職俸給表（一）適用者】のうち、2000万円以上支給される割合は約85％となっています。

一方、民間企業の退職金額は学歴や勤続年数に左右される部分が大きく、定年退職でも2000万円に届かないケースがありました。

こうしたデータをふまえると、国家公務員の退職金は、やはり民間企業より恵まれているということができそうです。

とはいえ、公務員の退職金は民間企業の退職金相場とかけ離れたものにならないよう、5年ごとに見直しが行われています。

そのため民間企業の退職金相場と大幅にかけ離れたものとなる状況は、今後も起こりにくいことは確かであるといえるでしょう。

長期化するコロナ禍。官民ともに「老後は退職金で安泰」と断言することはできないといえるでしょう。

人生100年時代はすぐそこまで来ています。私たち現役世代の老後は思いのほかに長くなる可能性が･･･。

キャリアも資金形成も、「一日にしてならず」です。

長いセカンドライフを見据えたお金の計画は、できるだけ若いウチからスタートされることをおすすめします。

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