さいごに
今回は『国民年金&厚生年金「いまの受給額」平均・比較』と題して、年金受給額に関する最新データをみていきました。
私たちの老後の生活を支える柱となるのは、多くの場合「年金」でしょう。
とはいえ、公的年金だけを頼りにするセカンドライフはあまりに心もとない、と感じた方もいらっしゃるかと思います。
人生100年時代はすぐそこまで来ています。私たち現役世代にとって、老後は想定以上に長いものとなる可能性が高いわけです。
「健康をキープして長く働き続ける」「まさかのときに備えて貯蓄を増やす」
これらはどちらも「一日にしてならず」といってよいでしょう。若いころからの努力や習慣の積み重ねがモノをいいます。
超低金利政策が続くこんにち、金融機関に漠然と預けているだけでは、お金はなかなか増えないといってよいでしょう。
こんな時代こそ、「長期・積立・分散投資」でリスクやリターンを安定させながら、お金を育てていく発想を持ち始める好機かもしれません。
「投資って興味はあるけどなんだか怖い」「金融商品はたくさんありすぎて、何を選べばいいのか分からない」
そんな悩みをお持ちの方は、一度お金のプロに相談してみるのも手です。
参考資料
- 厚生労働省「高年齢者雇用安定法 制度の改正」
- 厚生労働省「年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しました」
- 厚生労働省年金局「令和元年度厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和2年12月)」
- 厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通し―2019(令和元)年財政検証結果―」
- マネイロ「資産運用はじめてガイド」
- 谷口裕梨(LIMO)『厚生年金と国民年金「今の受給額、将来はいくらに変わるか」』