結婚しても今の生活水準は下げたくないという本音

女性が結婚相手に求めるポイントの上位に経済力が挙がっていましたが、相手にどのくらいの経済力を求めているのでしょうか(図表2参照)。

調査の結果では、「現在の水準が維持できればいい」(男性71.5%、女性67.5%)と回答した割合が最も多く、約7割は結婚しても今の生活水準は維持したいと考えているようです。

「現在よりも高水準になれる」(男性13.3%、女性27.4%)という回答では、女性が男性の約2倍。

「現在よりも低水準になっても構わない」(男性15.2%、女性5.1%)では、逆に男性が女性の約3倍の割合で、大きく考え方に差が出た結果となっています。

ほとんどの女性は「愛があればお金がなくても平気」だとは考えておらず、結婚してからの日常をしっかりイメージしているのかもしれません。

図表2:結婚相手に求める経済力

出所:「結婚相手に求める要素」に関する調査(プロパティエージェント株式会社)

結婚相手に求める条件に「資産形成」

結婚する相手に選ぶなら、資産形成をしている人・していない人のどちらを選ぶかと質問したところ、約7割以上の男女が「資産形成をしている人」と回答。

注目すべきは、男性も女性に対して資産形成をしている人を望んでいる点です。しかもその割合は72.6%と、女性(75.9%)とほぼ変わりません。男性が結婚相手に求める条件にも少し変化が起きているように感じられます。