その他では、後場の取引時間中に、楽天(4755)と日本郵政(6178)の資本提携に関する観測報道が流れ(注:引け後に正式発表)、両銘柄に買いが殺到しました。結局、楽天は一時+11%超高の爆騰(終値は+9%弱高)、日本郵政も一時+6%高に迫る急騰(終値は+5%弱高)となっています。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- TOTO(5332)
- アステラス製薬(4503)
小売り株で冴えない値動きの銘柄が目立ち、三越伊勢丹ホールディングス(3099)などの百貨店株、ローソン(2651)などコンビニ株が値を下げました。
また、自動車株の一角も値を下げ、日産自動車(7201)、三菱自動車(7211)、SUBARU(7270)などが下落しています。
その他では、首都圏における緊急事態宣言の再々延長の可能性が指摘され始めたことを受け、すかいらーくホールディングス(3197)や吉野家ホールディングス(9861)など外食株が総じて安く推移したことが目を引きました。
葛西 裕一