ここで特に注目したいのは「テレワーク」。在宅で仕事ができれば、コロナ前の「シフト制」「急な休みが取りやすい」「勤務時間や勤務日は登園・登校日」といった条件がクリアできます。在宅なら夜間や土日に仕事をしたり、看病や行事の際は勤務日や時間などを調整しやすいからです。
出勤ありのパートでは、これまで看病などで休んだ分は収入が減っていた家庭も、在宅であれば収入が大きく減る不安も緩和されます。感染対策もしやすいので、シングルマザーこそ目を向けたい分野だと言えるでしょう。
在宅ワークの仕事内容は?
テレワークと言うと企業の社員が行うものというイメージが強いかもしれませんが、パートやフリーランスとして在宅仕事をしている場合もあります。育児中のシングルマザーなら、テレワークのパートから始めてみるのも手です。
在宅ワークの求人数や職種も、年々増えています。現在多いのはデータ入力、ライター、デザイナー、編集、企画、事務、テレアポなど。この中から自分の適性や経験、興味に合ったものを選びます。
勤務日や勤務時間についても確認しましょう。たとえばライターやデザイナーなどは夜や土日など好きな時間に仕事ができることが多いですが、テレアポや営業関連業務は勤務日や時間帯が定められていることがあります。
応募の際には、履歴書を送付したり、面接(オンラインで行う場合も多い)をしたり、適性テストのある会社もあります(会社ごとに採用プロセスは若干異なります)。そして、無事受かれば仕事がスタート。
なお、フリーランスとして在宅ワークをする場合は、請求書のやり取りや確定申告なども必要になります。自分に合っているかはやってみないと分りませんが、まずは始めてみることが大切です。