THEねんきん格差「厚生年金・国民年金」これ程違う受給額

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「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」で、ご自身の年金受給額がどのくらいになりそうか確認されている方は多いでしょう。

老後に受け取れる年金の額は、現役時代の働き方、加入していた年金制度によって大きな個人差があります。

長期化するコロナ禍。今の暮らしや仕事のこと、そして将来のお金のことについて漠然とした不安を抱えていらっしゃる方は少なくないはずです。

働き方の多様化も進んでいます。会社勤めを辞めてフリーランスとして独立することで、キャリア形成や収入アップを目指す方も増加しているこんにち。

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そこで今回は、『THEねんきん格差「厚生年金・国民年金」これ程違う受給額』と題して、二つの年金制度の違いを比較しながら、支給額の現状をながめていきます。

「国民年金」みんなはどのくらいもらってる?

さて、フリーランス(自営業者)は第1号被保険者、専業主婦(夫)は第3号被保険者となります。

先述の「会社員」は第2号被保険者となり、厚生年金と国民年金の両方を受け取ることができますが、自営業者と専業主婦(夫)が受け取れるのは国民年金のみです。

では、現在の国民年金の受給額を整理していきましょう。

厚生労働省年金局による「令和元年(2019年)度厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和2年12月)」によると、国民年金の月額階級別受給権者数は以下のとおりです。

国民年金:男性

  • ~1万円未満…1万2693人
  • 1万円~2万円未満…6万803人
  • 2万円~3万円未満…22万1983人
  • 3万円~4万円未満…70万6206人
  • 4万円~5万円未満…134万5582人
  • 5万円~6万円未満…312万4529人
  • 6万円~7万円未満…849万4551人
  • 7万円以上…38万1323人

国民年金:女性

  • ~1万円未満…:6万6247人
  • 1万円~2万円未満…24万4695人
  • 2万円~3万円未満…74万63人
  • 3万円~4万円未満…226万4161人
  • 4万円~5万円未満…336万406人
  • 5万円~6万円未満…454万1337人
  • 6万円~7万円未満…598万7227人
  • 7万円以上…144万306人

国民年金の平均年金月額は全体で5万5946円、うち男性が5万8866円、女性が5万3699円です。国民年金の受給額には男女差はさほど見られません。

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執筆者

 早稲田大学第一文学部卒。学参系編集プロダクションなどで校正・校閲・執筆を学ぶ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務において15年以上の経験を持つ。現在はLIMO編集部において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集に携わる。紙媒体での経験を生かし「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。