パナソニックが踏み出す約20年ぶりの体制刷新 電池やデバイスは独自の強み加速へ 2021.03.10 13:00 公開 執筆者電子デバイス産業新聞 2020年11月、パナソニックが体制刷新を発表した。21年4月1日付で常務執行役員の楠見雄規氏が津賀一宏社長に代わってCEOに就任し(同年6月の株主総会を経て津賀氏が代表権のない会長に、楠見氏が代表取締役社長に就任)、22年4月には持株会社制度へ移行する。持株会社制度への移行という企業グループ全体の見直しは、2000年代初頭に中村邦夫社長(当時)が行った「中村改革」以来、約20年ぶりとなる。 記事の続きを読む 1/2 画像と一緒に記事を読む 関連記事 守勢に陥るパナソニック~攻め手を欠く事業戦略の危うさ パナソニックは2019年11月、赤字続きで課題事業に位置づけていた半導体事業を20年6月に台湾の半導体メーカー、ヌヴォトンに売却するとともに、液晶の生産を21年に終息して撤退することを明らかにした。また、20年2月初頭に発表した19年度第3四半期決算では、同じく収益化が問題になっていた北米のテスラ向け車載用円筒形電池事業が黒字転換したことを公表した。 車載用LiB、ギガファクトリーが一気に立ち上がる 2016年11月の「パリ協定」の正式発効、それに欧州各国、米国、日本を含めて50年までに温室効果ガス排出をネットゼロとする野心的な取り組みを背景に、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった電動車の需要が本格化している。そうしたなか、EV3種の神器の1つである車載用リチウムイオン電池(LiB)への投資が活発化している。LiBメーカー大手や新興LiBメーカーらが強気な設備投資プロジェクトを進めており、25年におけるLiB生産能力を現在の4倍以上に押し上げる予測だ。車載用LiBの動向をまとめた。 パナソニック、気になる「液晶や半導体の今後」 パナソニック㈱は12月13日、電子部品事業を手がけるインダストリアルソリューションズ(IS)社の坂本真治社長が大阪府門真市の本社で報道陣の取材に応じ、中期的な取り組みを説明した。11月22日に開催したPanasonic IR Dayの内容を改めて解説するとともに、これに前後して発表した液晶パネルの生産終了や半導体事業の譲渡に関して質問に答えた。 中国CATL、車載用LiBでさらに飛躍 顧客にテスラ加え、一気に急浮上 液晶の増産投資がない? 混沌とする次世代FPD投資 有機EL本命にマイクロLEDにも各社注力 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #パナソニック