同じ機能のものをいくつも買ってしまう
持っているのに、また同じようなものを買ってしまう人がいます。棚の整理をしていたら同じ商品が出てきた‥なんてことも。ものをよく買う人は、ものを捨てられないあるいは買ったものを忘れてしまう傾向があるように思います。
それは、ものを捨てることは大変だからです。家電や大型のものを捨てるにはお金がかかるし、愛着のあったものを捨てるのは心が痛みます。きちんとものを捨てている人は、買う時にそれが将来どうなるかを想像できるので、慎重に選んで買うことができます。
<解決のためのヒント>2.場所を確保してから購入する
コレクターでない限りは、同じ機能のものは捨てるなり、売るなりしてから次のものを買うというルールを決めましょう。実行するのは思った以上に大変ですが、購入したものをどこに置くのか、どこに仕舞うのかを考えてから買う習慣をつければ、部屋がもので溢れるようなことはなくなるでしょう。
部屋をすっきりきれいに片付けられる人は、この習慣が身に付いているのです。パートナーがこのようなタイプでなければ、時々部屋の片づけを一緒にやるなどして、少しずつものを減らせるように導いていきましょう。
ついで買いが多い
スーパーなどに行って、「ついでにこれも」と言ってたくさんカートに入れてしまうことはありませんか?本当に必要だったらいいのですが、余らせてしまった、一度も開けなかったなど、気分で買ってしまい無駄にした経験はないでしょうか。自分ひとりで買い物に行く時はケチケチ買うのに、パートナーが一緒だと、びっくりするほど買ってしまったり…。
また、今は必要ないけれど、後で必要になるかもしれないからと、買えるうちに買っておこうという考えも無駄を生みます。多くの場合、先に買ってしまったものは古くなって使えなくなることが多いので、日常生活になくてはならない必需品以外は、今必要なものだけを買うように心掛けましょう。
<解決のためのヒント>3.ついで買いは別にしておく
ついで買いをよくするタイプのパートナーとスーパーに行ったら、かごを分けましょう。一緒になって、かごにどんどん入れたら、何を買ったのかわからなくなって、「まあいいや」とレジに進んで会計でびっくり!‥なんてことが起こります。
「絶対必要なもの用」と「もう一度考える用」の2つのかごを用意して買い物をして、レジに進む前に「もう一度考える用」のかごから本当に買いたいものを選んで移せば、時間を置いたことで冷静な判断ができ、無駄買いがなくなります。
できれば、ついで買いをするタイプのパートナーに最終判断を任せてみると意識を変えるきっかけになるかもしれません。