あなたが頑張って節約をしていても、家族にひとり浪費家がいたらその努力は水の泡となります。パートナーだったらそれだけで関係がギクシャクしてしまうことも‥。自分のことならなんとかできても、相手の行動を変えるというのは至難の業です。
だからといって、放っておくわけにもいかないのが家計運営の難しいところ。そこで、浪費癖を直すためのヒントを5つご紹介します。できることから実践してみてくださいね。
ネットショッピングを頻繁に利用する
浪費家さんは常に“買いたいもの”を探しています。“買うべきもの”ではなく、“買いたいもの”です。そのため、ネット広告のレコメンド機能にやたらと反応してしまいます。「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と出てきたら、ついクリックしてしまうのです。隙間時間にいつも商品ページを見ている人は要注意です。
しかし、こうしたネットショッピングはある種の楽しみになっている場合が多いので、簡単にはやめられません。買うものを探している行為が楽しいので、やめることは楽しみを奪われることになります。そして気軽に買えることがさらに問題となります。
<解決のためのヒント>1.商品が届いたら毎回確認する
買うこと自体を直接抑え込むのは不可能なので、買ったあとの面倒くささを強調することで、だんだんと購入へのハードルを高くしていくとよいでしょう。買ったものは必ず自宅に届くと思うので、「どんなものであれ、中身を確認させてもらう」と約束をするのです。
家族とはいえ、本来プライベートなものを見られるのは、いい気はしません。そのため実際に確認はしなくとも、「何を買ったかを聞く」だけでも効果はあります。「言いたくなかったら言わなくてもいい」というルールがあってもいいかもしれません。要は“毎度毎度確認されるので面倒になる”という気持ちを植え付けさせれば成功です。これによって、商品をポチっとする手が重くなること請け合いです。