金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 金融資産非保有:13.3%
  • 100万円未満:6.4%
  • 100~200万円未満:5.3%
  • 200~300万円未満:5.3%
  • 300~400万円未満:2.8%
  • 400~500万円未満:3.4%
  • 500~700万円未満:8.3%
  • 700~1000万円未満:9.2%
  • 1000~1500万円未満:11.7%
  • 1500~2000万円未満:5.7%
  • 2000~3000万円未満:10.8%
  • 3000万円以上:13.8%
  • 無回答:3.9%

貯金ゼロ世帯は全体の13.3%に対し、金融資産3000万円以上の世帯が13.8%という結果になっています。

また金融資産1000万円以上という世帯は42%です。しっかり貯めている人も多い印象があります。

令和元年の50代平均貯蓄額と中央値、いくらか

それでは次に新型コロナウイルスの感染が拡大する以前、令和元年の貯蓄額について見てみたいと思います。

金融広報中央委員会公表の「令和元年(2019年)家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によると、50代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)の平均値は1194万円、中央値は600万円という結果となっています。

令和2年の調査結果より平均値で490万円、中央値で200万円少ないことがわかります。

さらに金融資産非保有世帯、いわゆる貯金ゼロ世帯は令和元年調査結果で21.8%となり、こちらは令和2年より8.5%も多い結果となっています。

いずれを比べても、令和元年の方が令和2年よりも数値が悪化していた、つまり貯蓄額が少なかったことがわかります。

驚くべきは、50代貯金ゼロ世帯は平成19年調査以降で最も低い結果となっており、一方で平均貯蓄額は平成19年調査以降最も高い結果となっています。

このまま老後に向けて貯蓄額を一層増やしていきたいところですね。