コロナ禍で貯蓄額が増加!?「還暦前50代のお金事情」

Nataba/iStock

昨年から続くコロナ禍で私たちの生活は一変してしまいました。

昨年の今頃はマスクとトイレットペーパーが店の棚から消え、一時的ではありましたが全世界がパニックになりました。

このままコロナ前の日常生活に戻ることがあるのか、不安に思っている人は多いでしょう。 

外出する時にマスクをすることが当たり前になり、レジに並ぶときもソーシャルディスタンスを保つことがすっかり定着しました。

しかし、どうやらコロナ禍で変化があったのは日常生活だけではないようです。

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総務省が発表した2020年家計調査(二人以上の世帯)によると、二人以上の世帯の消費支出は、物価変動の影響を除いた実質で前年から5.3%減少となりました。

コロナ禍で外食や旅行などのレジャーが自粛された結果と言えるでしょう。

ではコロナ禍は貯蓄額にも影響を及ぼしているのでしょうか。

今回は還暦前の50代をピックアップして見ていきたいと思います。

令和2年の50代平均貯蓄額と中央値、いくらか

2月26日に発表された金融広報中央委員会「令和2年(2020年)家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によると、50代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)の平均値は1684万円、中央値は800万円という結果となっています。

中央値とは、データを小さい順、あるいは大きい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる値を指します。

平均値は極端に大きな数値の影響を受けやすい特徴がありますので、中央値の方がより実態を反映した数値と言えるかもしれません。

次に金融資産の保有割合も見てみたいと思います。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。