現状の自動運転技術は、レベル3(条件付き運転自動化)が法整備によって日本国内でも実用化され始めており、世界に目を向けると、レベル4(一部領域では運転者が対応不要になる)をどの企業が先に実用化できるかを競っている段階です。

レベル4以降になると、運転者が運転に注力する必要がなくなり、運転者が車内でエンターテイメントを楽しむなど、できることのバリエーションが飛躍的に増えることが期待されています。

まとめにかえて

Appleやグーグルに限らず、IT企業が作るサービス・プロダクトは、基本的に「いかに利用者の時間を自分のプロダクトに向けられるか」が最も重要なポイントになるため、「新たに利用者との接点を増やせる」チャンスは確保しておきたいと考えるのは自然なことです。

Appleが自動車を生産できるのか、レベル4の運転技術を最初に実用化できる企業はどこか、など自動運転技術分野はホットな話題が盛りだくさんです。今後も注目していきたいと考えています。

参考資料

當瀬 ななみ