米アップルやグーグルが自動車業界への参入を目指すワケ

tomertu/Shutterstock.com

米アップル(アップル)が進める電気自動車(EV)生産計画が、2021年1月ごろから複数のメディアで報じられています。この生産計画について、公式情報・特許出願情報をもとに解説します。

「Appleカー」の予定は未定

いわゆる「Appleカー」については、Appleの公式サイトでは日本語版・英語版ともに特に発表がありません。

また、一部メディアでAppleとの提携が報じられている現代(ヒュンダイ)自動車グループおよび、その傘下の起亜自動車(KIA)の公式サイトにおいても、この件については触れられていません。したがって、Appleにおける間接的な動きを確認する必要があります。

続きを読む

特許は出願日・出願内容については公開情報になっているので、特許タイトルに注意しながら取得状況を確認すると、「自動車業界に参入しようとしているか」が推測できます。

今回は”Free Patents Online(FPO)”という特許情報横断検索サイトを用いて、アメリカ合衆国における2017年以降の特許出願数の推移を確認しました。

<Appleの2017年以降の自動車関連の特許出願件数>

  • 2017年:25件
  • 2018年:6件
  • 2019年:2件
  • 計:33件

上記のように、自動車業界に参入を試みている形跡がみられます。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
執筆者
當瀬 ななみ

東京大学文学部卒。大学卒業後、株式会社カヤックなどの複数のソーシャルゲーム企業でゲームの企画や運営・KPI分析に従事。現在はwebサービス・アプリを運用する、東証一部上場の事業会社に勤務し、サービス企画・ディレクション・KPI分析・担当サービスのP/L管理に従事。業務の一環として官公庁の統計データ分析・企業の決算分析などを行っていたことから、経済メディアに寄稿多数。webサービス・アプリの実績を分析し、それらが及ぼす影響についての解説記事を執筆。