人生100時代に備えるにはどうしたらよいか

70代で貯蓄が3000万円以上ある人が全体の2割ということが分かりました。

それでは、今はたらく世代の私たちがその2割に入る方法はあるのでしょうか。

老後までが30年以上先という世代の人は、今すぐにつみたて投資で老後対策をすることをおすすめします。

最近ではつみたてニーサやイデコなど、つみたて投資に最適の税制優遇制度が話題です。

これは皆さんが積立投資で老後資産を準備する重要性に気付きはじめた結果と言えるでしょう。

毎月少額でもコツコツ積み立てることで資産は少しずつ成長していきます。

20年以上の長い時間をかけ成長資産に投資をすると、より効果的に資産形成することが期待できます。

将来に向けた貯蓄をまだスタートしていない人は、すぐに始めることをおすすめします。

資産運用はどのように行えばよいか

資産運用を始めることは決して難しいことではありませんが、資産運用で失敗せずに着実に資産形成をすることは決して容易ではありません。

これはどうしてでしょうか。

理由のひとつに、私たち日本人は資産運用に関する教育を学校で受けていないことが挙げられます。

ファンド、基準価額、インデックス、債券、リートなど、少し挙げてみただけでも、資産運用は難しい言葉でいっぱいですよね。

これでは、「運用について自分で勉強してから始めよう」と思っていると、いつまで経ってもスタートできそうにありません。

また、投資経験がないまま投資をスタートすると、「元本割れ」したときの対処法がわからずに誤った選択をしてしまう危険があります。

長い投資期間の中で、大きく価格が下落する局面は何度もやってきます。

大切なのは、下落した時にどう対処するかですが、それは経験がないと難しいと言えます。

そのような時に、相談できるアドバイザーがいるかどうか、これが資産運用をする上でとても重要なことです。

資産運用をこれからスタートするという人は独学でスタートせずに、ずっと付き合い続けられる資産運用のアドバイザーを探すところから始めることをおすすめします。