還暦60歳代の貯蓄額、割合はいくらか

次に60歳代の貯蓄額の分布をみてみましょう。

  • 100万円未満:13.7%
  • 100万円以上200万円未満:7.8%
  • 200万円以上300万円未満:4.2%
  • 300万円以上400万円未満:5.6%
  • 400万円以上500万円未満:3.7%
  • 500万円以上700万円未満:7.1%
  • 700万円以上1000万円未満:10.3%
  • 1000万円以上1500万円未満:9.8%
  • 1500万円以上2000万円未満:6.1%
  • 2000万円以上3000万円未満:7.6%
  • 3000万円以上:19.1%
  • 無回答:4.9%

また、金融資産を保有していない世帯を含む、60歳代の貯蓄額の分布を見ると以下の通りとなっています。

  • 金融資産非保有:29.8%
  • 100万円未満:9.6%
  • 100万円以上200万円未満:5.5%
  • 200万円以上300万円未満:2.9%
  • 300万円以上400万円未満:4.0%
  • 400万円以上500万円未満:2.6%
  • 500万円以上700万円未満:5.0%
  • 700万円以上1000万円未満:7.2%
  • 1000万円以上1500万円未満:6.9%
  • 1500万円以上2000万円未満:4.3%
  • 2000万円以上3000万円未満:5.3%
  • 3000万円以上:13.4%
  • 無回答:3.4%

どちらの表も貯蓄額が1000万円以下の世帯が約半数以上を占めています。

注目すべきは、金融資産非保有世帯の割合は約3割に上っていることです。

約3世帯に1世帯は貯蓄ゼロという深刻な状況です。

老後に必要な2000万円を確保するどころか、貯蓄がうまくいっていない現実がわかります。