日経平均3万円を維持した1週間。過去最高値38,915円まで広がる視界

【日経平均株価】テクニカル分析 2021年2月21日

日経平均が30年6カ月ぶりに30,000円台へ

2021年2月19日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日より218円17銭安の30,017円92銭となりました。3日続落ですが、3万円は維持して終えました。

先週は週初15日の午前に反発していきなり3万円を上回り、終値も30,084円となりました。終値が3万円台となったのは、1990年8月2日以来、約30年6カ月ぶりです。

新型コロナウイルスの新規感染者数が世界的に減少傾向にあることや、ワクチンの接種が各国で始まっていることから、経済活動回復への期待が高まりました。米国などで大型の経済対策が実施されると見込まれていることも、投資家に好感されました。

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今週の動きはどうなるでしょうか。19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら反発し、前日比98セント高の31,494ドル32セントで終えています。S&P500種株価指数とともに、高値圏で推移しています。

利益確定売りが出やすい局面ながら、米株も日本株も、少し押しが入るとすぐに買われる動きになっており、底堅さを感じさせます。

一つ気になるのが米国の金利です。米10年物国債の利回りは、2021年に入ってから節目となる1%台を回復しています。16日には一時、1.3%台まで上昇しました。

金利上昇の背景には、景気回復への期待が高まっていることがあります。しかし、金利が急に上がると、株式市場に影響を与えます。一般的に、金利が上昇すると株価は下落します。連邦準備制度理事会(FRB)の要人などの発言により、相場が急に動くことがあるので注意したいところです。

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執筆者
下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。