乾きやすさ
「三層マスク」と「フランネルマスク」は綿素材なので、速乾性はありません。特に縫い目の部分は乾きにくいので、天気が悪いと朝洗って翌日の朝まで部屋干しをするイメージです。
「最新マスク」は速乾性があるので、天気が良くて風がある日はすぐに乾きます。ただ干しやすさでいうと、「三層マスク」と「フランネルマスク」の方が長方形の形をしているので干しやすいと思います。
「最新マスク」の場合、耳にかける部分を洗濯バサミで挟むのですが、そこだけ劣化しそうでちょっと不安です(このような形のマスクを干せるハンガーもあるので、それを買うか検討中です)。
洋服との合わせやすさ
ファッションの面から見た場合、「三層マスク」と「最新マスク」は色がベーシックで柄もありません。そのためどんな洋服にも合わせることができます。「フランネルマスク」は、もともとフランネルシャツを作った時の残りの生地で作っているので、生地の質感が秋冬向けです。
筆者が使っている「フランネルマスク」は、色も暖かみがあるような印象なので、ファッションの一部として取り入れるなら秋冬でしょうか。
コスパ
それぞれのマスクの値段は以下の通りです。
- 「三層マスク」:500円(2枚で999円)
- 「フランネルマスク」:500円(2枚で999円)
- 「最新マスク」:390円
(すべて税込価格)
洗濯耐久性は、「三層マスク」と「フランネルマスク」は30回、「最新マスク」は50回と書かれています(手洗いの場合)。ここから1回使った時のコストを割り出すと
- 「三層マスク」:約17円
- 「フランネルマスク」:約17円
- 「最新マスク」:7.8円
最もコスパがいいのは、「最新マスク」ということがわかります。
まとめにかえて
マスクの選び方には人それぞれいくつかのポイントがあると思っていて、筆者の場合は柄で決めてしまうこともあります。好みの柄があるとついつい買ってしまいます。そのためマスクの数が増えてしまっているのですが、一方でいつでもどこでも使えるシンプルなマスクも必要だろうと考えています。
例えば卒業式や入学式など厳格な式のときには、シンプルなマスクなら場違いになりません。加えて、肌への負担も気になるところ。「なんだか痛いな」と思いながらつけるのは嫌ですよね。そして何より値段です。マスクは試着ができないので、ある意味チャレンジになります。無印良品のマスクをコスパで選ぶのも手かなと、お金にうるさい筆者はついつい思ってしまうのです。
参考資料
- 無印良品(MUJI)「公式ホームページ」
- (株)良品計画「2021年8月期第1四半期報告書」
- 無印良品『繰り返し使えるマスク』
- 無印良品『繰り返し 使える 2枚組・三層マスク』
- 無印良品『【店舗限定】繰り返し 使える 2枚組・マスク(フランネル)』(在庫なし)
川崎 さちえ