「Kis-My-Ft2」デビュー後の藤ヶ谷くん

Kis-My-Ft2としてデビューした後の藤ヶ谷くんは大忙し。多数のドラマ、映画に出演し、グループとしても毎年ドームツアーを開催していました。

デビュー後はドラマ出演12本、映画出演3本、舞台出演5本。また現在は『藤ヶ谷太輔PeacefulDays』というソロラジオレギュラーも持っています。

2014年から3年連続、ベストジーニスト賞を受賞し殿堂入りも果たしています。

デビュー後の藤ヶ谷くんは、更にダンスなどのパフォーマンスに磨きをかけ、この世で藤ヶ谷くんしか表現できないような魅力が溢れるようになりました。

デビューからしばらくは、バラエティー番組では寡黙だった藤ヶ谷くんですが、30歳を迎えるにあたり、肩の力を抜いて自然体でいたいと言い、バラエティー番組でもたくさん話すようになりました。

そうなのです。ジャニーズjr時代の彼はお笑い担当でもありました。しかし、デビュー後はクールであまり話さないキャラになりました。

グループの中での役割について言及することもあった藤ヶ谷くんなので、「自分はかっこよくないといけない」と思っていたようです。

キスマイの派生ユニット「舞祭組」が結成されたとき、彼は「4人がグループの為に本気で舞祭組をやってくれているのだから、自分は本来かっこよくもないけど、かっこよく、いなきゃいけない」と言っています。

彼は「自分には何の取柄もない」、「こんな自分を応援してくれてありがとう」などと、言うことがあります。

自己評価の低い藤ヶ谷くんですが、それゆえに努力を続け、グループのために「かっこいい藤ヶ谷太輔」であり続けるのだと思います。

デビュー後もこのように、本来の自分とKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔の役割の間で苦悩しながらも、ひたむきに活動していきました。

「ミルフィーユ」のように何層にも魅力が重なった藤ヶ谷くん

藤ヶ谷くんの魅力はクールでかっこいいだけではありません。

何をかくそう「キュート」なのです。実は天然ですし、ラジオでは家の洗濯機の気持ちになって洗濯機を労ったりします。それによく笑います。

藤ヶ谷くんの笑顔を見ていると、私はいつも「この地球に地球人として、藤ヶ谷くんと同じ時代を生きられてよかった」と思うのです。

ダンスのパフォーマンスでは、唯一無二の色気とかっこよさを醸し出し、見ているこちらを圧倒してくれます。

指先まで神経が行き届いたパフォーマンスで、暗転しているときでも美しい動きを完璧にこなします。

初めて藤ヶ谷くんのダンスを見た時、あまりのかっこよさに気絶するかと思いました。

「クールでかっこいい」と「お茶目でキュート」は混在しないと思っていました。しかし藤ヶ谷くんは、持って生まれた素質と彼自身の努力によって見事に混在させているのです。

藤ヶ谷くんの魅力は、いつでも彼自身の最高を彼自身が超えてくることでしょうか。

演技でも歌でも踊りでもバラエティーでも、毎回最高なのですが、その最高を彼自身で超えてきます。毎回オリンピックレコードを塗り替えているようです。

このように彼はいつでも私たちを飽きさせず、応援していてよかったと思わせてくれます。ケーキに例えるとミルフィーユのようです。

ミルフィーユは何層にもパイ生地とクリームが重なって、どこを切り取っても美味しいですよね?

まさにミルフィーユのように魅力が何層に重ねっているのが藤ヶ谷くんなのです。

パイ生地でできたミルフィーユの下には厚いクッキー生地を土台としているものもありますよね。ミルフィーユ全体を支えているのです。

藤ヶ谷くんの根底にあるものは、嵐のバックダンサーだったときに誓った「自分も幸せを与える側になりたい」という思いなのかなと思います。

その思いが根底にあり、藤ヶ谷くんの魅力を何層にも重ねて支えているのではないでしょうか。