おわりにかえて
今回は、定年前に準備しておきたい老後のお金について見てきました。
ここまでお話ししてきたことは、できるだけ早く取り組んでいただきたいことばかりです。ぜひ定年前にしっかり考えてみてください。できれば家族みなさんで話し合っておくとよいでしょう。
介護状態になったらどうするのか、病気で入院が必要になったらどうするのかなど、できるだけ具体的に想定しておくと、実際にそうなったときに慌てずに対応できます。
自分の保障は足りているのか、貯蓄を増やすためにはどうすべきかなど、一緒に考えてほしいという人はFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談するのも一案です。
プランニングだけでなく、保険商品や投資信託など金融商品を選んでほしいという人は、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談するとよいでしょう。
IFAは金融機関から独立した立場で、相談者に最適の金融商品を提案し販売までしてくれる、資産運用のスペシャリストです。
今のうちに定年後のお金のことをしっかり対策をしておきたいという人は、IFAに相談できるサービスを検索するところからスタートし、準備を始めてみてはいかがでしょうか。