定年前に安心したい「老後のお金の準備」をFPが解説

Aleksei Morozov/iStock

皆さんは将来、何歳まで働きたいと思いますか?

今年の4月から改正高年齢者雇用安定法が施行されます。これにより従業員が希望する場合、企業は70歳まで雇用することが努力義務化されます。

日本は少子高齢化が急速に進んでいるため、経済社会の活力を維持するには私たちが長く働き、労働力を確保する必要があるのですね。

とは言っても、定年前の50代の人は、いつまで働こうかと悩んでいる人も多いでしょう。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプランニングに関わってきました。

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そこで今回は定年前に安心したい、老後のお金の準備について見ていきたいと思います。

老後のお金の準備その1:何歳まで働くか考える

まず定年前に準備しておくことは、何歳まで働く予定かを決めておくことです。

60歳で退職しないといけないのか、65歳や70歳まで再雇用制度があるのかを事前にしっかり確認しておきましょう。

50代の人の中には早期退職を検討している人もいるかもしれませんが、老後生活の支えとなる公的年金は原則65歳から受給開始となります。

公的年金の受給開始まで、健康に問題がなければ働いて、給与収入を得るほうが懸命です。

60歳で2000万円の退職金を受け取っても、毎月生活費として30万円ずつ切り崩すと6年間で尽きてしまいます。

健康で元気なうちは働く方が生活は安定しますし、やりがいがあれば生活にハリもでます。

何歳まで働くのかは家族で話し合って決めておきましょう。そうすることで老後の生活設計が具体的なものになります。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。