(3) 通信費・サブスクリプションサービスの見直し

携帯電話やインターネットプロバイダの料金についても、新サービスや新料金プランが次々と登場しています。格安SIMへの乗り換えの検討の際には、家族の通話・通信の量を考慮した上での検討が必要ですが、各社、値下げプランが続々と登場しています。

同時に、月額課金のサービスであるサブスクリプション(サブスク)についても、利用頻度の高いサービスなのか、サービスのダブりはないか、調べてみましょう。家族の同意を得にくい部分もあるかもしれませんが、節約できた分はぜひ「家族のお金」として積み立てていきたいところです。

(4) 自動車関連費

現在、レンタカー以外にもカーシェアやカーリースなどのサービスも拡大しています。車を「所有しない」で、車を利用できる手段、そして、車検・自動車税等の費用を抑える方法として人気が出ています。

子育て中でマイカーは必須、車の購入予定がありローンで買う予定、などという時期には備えて調べておくと、余裕をもって検討できそうです。

(5)支出の優先順位

固定的な支出以外にも家計には重要な支出項目があります。

例えば習い事を重視している家庭では進学以外の教育費も必要となりますし、共働きのため車が夫婦2台必須の家庭もあるでしょう。

家計の中で何が必需品で、優先すべき項目なのか、1年分位の支出予定について優先順位を付けてみてはいかがでしょうか。順序付けと固定費の見直しを同時進行していくことで、家計支出を適正に近づけていきましょう。