その他では、前日に続き医薬品株の一角が買い戻され、武田薬品工業(4502)、アステラス製薬(4503)、小野薬品工業(4528)などが上昇しましたが、概ね限定的なものに終わっています。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • エムスリー(2413)
  • ダイキン工業(6367)

株価上昇が続く値嵩株が売られ、ファーストリテイリング、キーエンス(6861)、SMC(6273)、ローム(6963)、HOYA(7741)などが大きく値を下げました。

また、ハイテク株では、富士通(6702)が大幅続落となり、オリンパス(7733)やソニー(6758)なども下落しています。

その他では、この日の取引時間中に、2021年度の国際線事業計画を発表したANAホールディングス(9202)が、2020年度の当初計画(コロナ禍前)比で半減することを不安視され、一時大きく値を下げました。

ただ、概ね想定の範囲内だったこともあり、最後は買戻しも出たことで、下落は限定的だったようです。

葛西 裕一