その他では、前日の引け後に日本製鉄(5401)が東京製綱(5981)に対して出資比率引き上げ(9.9%→19.9%へ)のTOB実施を発表。これが一切の事前協議なしの敵対TOBに近かったことから、東京製綱が+28%高のストップ高まで買われたことが目を引きました。なお、日本製鉄は▲4%安に迫る大幅下落で引けています。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ソフトバンクグループ(9984)
- 東京エレクトロン(8035)
- TDK(6762)
前日にアリババ集団のジャック・マー氏の生存確認で急騰したソフトバンクグループが大幅反落となり、東京エレクトロン、ファナック(6954)、TDKなど指数寄与度の高い値嵩株も反落しました。
また、同じく前日に急騰した電通グループ(4324)も、海外で東京五輪の開催中止が報じられたことを懸念して大幅反落となっています。
その他では、仮想通貨ビットコイン(BTC)が一時▲20%近い急落となったことを受け、マネックスグループ(8698)も一時▲10%の暴落となったことが目を引きました。ただ、終値は▲6%弱安まで戻しています。
新興市場(東証マザーズ)では、マイナンバー連動の電子署名サービスを開始すると発表した弁護士ドットコム(6027)が急騰しました。
葛西 裕一