「受給者数」「一人あたりの受給額」も増加傾向

次は、受給者数の推移や一人あたりの受給額についてもみていきます。

受給者数の推移

  • 2001年度…約287万人
  • 2011年度…約517万人
  • 2018年度…約597万人
  • 2019年度…約611万人(介護予防サービス:約109万人、介護サービス:約527万人※)

※同一人が2回以上受給した場合は、1人として計上しています。

2018年度と2019年度を比較すると、約14万人、年間受給者数が増えていることがわかります。また、介護保険制度がスタートした翌年の2001年度から2019年度までで、受給者数は2倍以上に増加。年度ごとにみても、年々増加傾向にあるといえるでしょう。

受給者1人当たりの費用は約17万円

受給者1人当たりの費用額…17万2,600円

  • 介護予防サービス…2万8,100円
  • 介護サービス…19万8,400円

受給者1人当たりの費用額は、約17万円であり、前年度よりも、2,600円増加しています。

介護予防サービスは、前年度よりも100円増加、介護サービスは3,800円増加と、わずかではありますが、費用が増えている状況が伺えました。