株主優待を活用して日本を旅しましょう

本格的な秋到来のニュースが聞かれる季節になりました。秋といえば、スポーツ、読書、そして何といっても食の季節です。秋になると美味しい魚、野菜、果物がたくさん出回り、目にも舌にも楽しい季節です。

しかし、日本は秋だけではなく、四季を通じて自然や折々の味覚を楽しめる場所がたくさんあります。それを楽しまない手はありません。ぜひ、日本各地への旅を検討してはいかがでしょうか。そして、できるだけ予算を低く抑えたい時に活用したいのが株主優待です。

たとえば、飛行機で国内旅行をしたいという方であれば、日本航空(9201)、ANAホールディングス(9202)、スターフライヤー(9206)には、お得な株主優待があります。3月末と9月末時点の株主には航空運賃が半額になるなどの優待がありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

鉄道の旅の場合は、JR東日本(9020) 、JR西日本(9021)、JR東海(9022)に加え、2016年10月25日に上場予定のJR九州(9142)にも株主優待制度があります。詳しくは、『JR九州が上場!IPO株を入手して株主優待でお得に旅行する方法』をご参照ください。

さらに、『「椿山荘」や「星のや」を株主優待でお得に楽しむ方法』では、リゾートやプレミアム感のあるホテルをお得に利用できる株主優待の内容がまとめられています。

ただ、優待で安く旅ができても、株価の下落で損が出てしまう可能性もあります。この点を十分に注意して、株主優待を活用した楽しい旅をご計画ください。

旅のアイデア探しには「アナリスト散歩」をどうぞ

時間はあるのだが、どこに旅に行けばよいか迷ってしまうという方は、「投信1」のアナリスト散歩というコラムを参考にしてはいかがでしょうか。このコラムでは、投資アイデア探しに旅に出た証券アナリストが、訪問先での体験や、時には投資につながるヒントをエッセイ風にまとめています。旅行だけではなく投資アイデアも探したい、という方には特におススメです。

たとえば、『“ラーメン県”として人気の山形県。宣伝しないことが宣伝に?』には、山形県がご当地ラーメンを特に宣伝しなくても、ネット上ではラーメン県として人気があるという不思議なギャップが紹介されています。興味深いので行ってみたくなりますね。また、山形県は三元豚、米沢牛、山形米、果物などラーメン以外にも食べてみたくなる食材が豊富だそうですので、旅先の楽しみも多いのではないでしょうか。

また、『鹿児島の最南端で発見した電気自動車の役割とは』では、コンビニで活躍している電気自動車の姿が紹介されています。肝心の食事については触れられていませんが、筆者に聞いてみると、鹿児島では酢味噌で食べる“きびなご”とよばれる光物のお刺身が格別においしいとのことでした。

『北海道のアキアジ釣りに日本人の行動の原点を見た』は、つい最近、北海道斜里郡小清水町に釣りに行った証券アナリストが目撃した驚きの光景が綴られています。ちなみに、アキアジとは産卵のために海から川へ戻ってきたシロザケ(鮭)のことを指すそうです。また、小清水町のジャガイモの焼酎もなかなかの味とのことです。

このように、証券アナリストも北は北海道から南は鹿児島まで旅をしています。皆さんも、ぜひ旅を通じて新しい発見をしてください。

 

LIMO編集部