その他では、午前中に武田総務相が先日発表されたauの割安料金プランに「非常に紛らわしい」と恒例のいちゃもんを付けましたが、株式市場では“またか”と相手にされず、逆にKDDI(9433)は堅調に値を上げたことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
- ファーストリテイリング(9983)
- エムスリー(2413)
- ダイキン工業(6367)
「ユニクロ」「GU」を展開するファーストリテイリングが前日に大幅増益となるQ1決算を発表しましたが、逆に材料出尽くしで一時▲3%超安の大幅下落となりました。
また、ハイテク株ではTDK(6762)やローム(6963)が朝方に昨年来高値を更新したものの、その直後から売りに押されて終値は下落しています。
その他では、大ヒットの呼び声高い映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開再延期が発表されたことを受け、配給元の東宝(9602)が▲3%弱安の安値引けで大幅続落となりました。ただ、共同配給元である東映(9605)は小幅高になるなど、配給元に対する評価はまちまちだったようです。
新興市場(東証マザーズ)では、緊急事態宣言の再発出地域の拡大を受けて貸会議室大手のTKP(3479)がストップ安の大暴落となったのが目立ちました。
葛西 裕一