東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は連日で2,000億円を上回る
東証マザーズの出来高は9,918万株、売買代金は2,117億円となりました。
出来高は前日より減りましたが、売買代金は小幅増加となっています。売買代金は183日連続で1,000億円を超え、連日で2,000億円も上回りました。
また、前日に大幅安となった反動もあり、株価指数は+1%高に迫る上昇の反発となりました。終値も引き続き1,200ポイントを維持しています。
東エレなど半導体関連株が再び急騰、好決算発進のファストリは材料出尽くしで大幅安
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- アドバンテスト(6857)
- 中外製薬(4519)
前日はいったん利益確定売りに押された半導体関連株が再び急騰し、東京エレクトロンが上場来高値を更新し、アドバンテスト、SUMCO(3436)、SCREENホールディングス(7735)なども昨年来高値を更新しました。
また、ハイテク株では、前日に終わった前期業績(2020年12月期)の減益幅縮小を発表したキヤノン(7751)が買い戻されて一時+9%高に迫る急騰となり、ニコン(7731)やリコー(7752)など他の精密機器株も同様に大幅高となっています。
さらに、小売り株では緊急事態宣言の再発出でも人出が極端に減らないこと等を受け、売られ続けた百貨店株が買い戻され、J.フロント リテイリング(3086)と高島屋(8233)が急騰し、三越伊勢丹ホールディングス(3099)も大幅上昇となりました。