なお、TOPIXも同じような値動きで6日続伸となり、こちらもザラバで昨年来高値更新となりました。ただ、上昇率は前日同様に日経平均株価を下回っています。

東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は4日ぶりに2,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億1,363万株、売買代金は2,019億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は182日連続で1,000億円を超え、4日ぶりに2,000億円も上回りましたが、個人投資家による利益確定売りが多く出たためと見られます。

実際、株価指数は大幅安となる反落でしたが、終値はかろうじて1,200ポイントを維持しました。

好決算を発表したABCマートと吉野家HDが急騰、東エレなど半導体関連株は値を消す

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファナック(6954)

小売り株は高安まちまちでしたが、前日に好決算を発表したイオン(8267)が堅調に推移し、同じく前日に発表した決算で減益率が大幅縮小となったエービーシー・マート(2670)が一時+6%超高へ急騰しました。

また、ハイテク株はザラバにおける昨年来高値更新のオンパレードとなりましたが、とりわけ、太陽誘電(6976)が約21年ぶりの高値を付け、村田製作所(6981)は上場来高値を更新しています。

さらに、外食株では前日に発表した決算で直近3カ月間が営業黒字転換した吉野家ホールディングス(9861)が、一時+7%高に迫る急騰となっています。