取引時間中の高値は28,287円(+148円、昨年来高値更新)、安値は27,899円(▲240円)となり、値幅(高値と安値の差)は約388円でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続伸となり、こちらもザラバで昨年来高値更新となりました。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は連日で2,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は8,274万株、売買代金は1,787億円となり、いずれも先週末より減少しました。売買代金は180日連続で1,000億円を超えましたが、連日で2,000億円を下回るなど、個人投資家の物色意欲がやや沈んでいます。

また、一部主力銘柄が利益確定売りに押された結果、株価指数は反落となりました。

中外製薬が一時+16%超高の大爆騰、ウエルシアHDなどDS株が軒並み大幅安

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • 中外製薬(4519)
  • ソフトバンクグループ(9984)
  • 信越化学工業(4063)

英国の医薬調査チームが、中外製薬の開発するリウマチ薬「トシリズマブ」(製品名アクテムラ)が新型コロナウイルスの治療に有効とした結果を発表。中外製薬の株価が一時+16%超高へ爆騰して昨年来高値を更新しました。ただ、懐疑的な見方もあるためか、終値は+6%弱高まで上げ幅を縮小しています。

また、小売り株では、先週末に好調なQ1決算を発表した良品計画(7453)が買われて一時+14%高の爆騰となり昨年来高値を更新しましたが、終値は+5%強高に止まっています。さらに、ハイテク株も引き続き買われ、ソニー(6758)や富士通(6702)が昨年来高値更新となりました。