「餃子の王将」の王将FS、売上高が2カ月連続の対前年同月比マイナス成長に(2020年12月)

注目小売店月次実績シリーズ

写真はイメージです

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は「餃子の王将」を運営する王将フードサービス(9936)の2020年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2021年1月5日に更新された王将フードサービスの2020年12月直営既存店売上高は、対前年同月比96.1%。内訳は客数87.8%、客単価109.5%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずにマイナス成長となりました。

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直営全店売上高も97.7%で、既存店・全店ともにマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの直営既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の直営既存店売上高はプラス成長月10カ月、マイナス成長月2カ月(7月と3月)となりました。今期は4月からマイナス成長が続きましたが、10月に初めてプラス成長(対前年同月比100.7%)を回復。しかし、11月と12月は再びマイナス成長となっています。

直営全店売上高は、前期マイナス成長となったのは3月のみです。しかし今期は既存店と同様の推移を見せており、10月のプラス成長(同102.5%)の後は、11月と12月連続でマイナス成長となりました。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、2020年に6,500円付近での取引開始後に下落しており、3月には4,670円の安値に到達しました。その後はリバウンドして5月に6,500円台を回復。それ以降は7月の一時的な5,000円までの下落を除けば緩やかな下落が続いており、現在は5,600-5,700円付近で取引されています。

新型コロナウイルス問題の影響でマイナス成長が続く中、10月は既存店・全店売上高ともに今期初の対前年同月比プラス成長となりました。しかし一時的な回復に留まり、11月から再びマイナス成長が続いています。今後どのタイミングでプラス成長に戻るのかが注目されます。

王将フードサービスの過去1年の株価推移

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参考資料

LIMO編集部

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執筆者
LIMO編集部

LIMO編集部は、日本生命やフィデリティ投信で証券アナリストやポートフォリオマネージャーであった泉田良輔を中心に、金融機関勤務経験のある編集者やライター、ビジネスネットメディアやファッション誌、業界紙での編集・執筆経験のあるメンバーで運営をしています。沿革としては、LIMOの前身である投信1(トウシンワン)は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げました。Longineのサービスは2020年3月に終了となりましたが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。