老後生活は長いもの。きちんとした計画が大切
「令和2年版厚生労働白書」によると、人口のピークを迎えるのは2040年。それに向けて、「健康寿命の延伸」「生涯現役の就労と社会参加」が掲げられています。これからさらに寿命も延びていくといわれている今。老後生活を楽しむためにも、お金は計画的に使っていくことが大切になるでしょう。
この貯蓄で大丈夫なのか、あとどのくらい貯金すればいいのか不安を抱えているならば、現時点での収支を確認し、老後のためのマネープランを考えてみてはいかがでしょうか。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
参照
- 厚生労働省「令和2年版厚生労働白書」「高年齢者雇用安定法の改正」
- 金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和元年)」1. 金融資産の状況等 4金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 金融庁「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書」
古谷 梨子