新テスト直前。がんばれ受験生!~まとめにかえて~
高校生以下のお子さんを持つ親御さんにとって、今後の「学費」がどれくらいかかるか、は大きな関心ごとでしょう。その一方で、高校卒業後に必要となる学費についての公的な支援は薄く、その費用も上昇傾向にあります。
教育費は意外にかかる…と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、大きなお金が必要になる時期はある程度定まっています。ご自身の老後資金形成についても視野に入れつつ、お子さんが小さいうちから少しずつ準備なさることをおすすめします。
まずは、受験生のみなさん、そして彼らを支えるご家族が元気にこの冬を乗り切られますよう。
編集部より
冒頭でお伝えした「大学入試共通テスト」の実施に関する政府の見解は、本記事が執筆された2020年1月7日時点で確認ができている内容です。今後、COVID-19の感染拡大状況次第で変化する可能性があります点を、あらかじめご了承ください。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
参考資料
- NHK「緊急事態宣言 大学入学共通テスト実施 休校も求めず自治体判断」2020年1月4日
- 文部科学省「令和元年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」
- 文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」
- 日本政策金融公庫「令和2年度 教育費負担の実態調査結果」
- 文部科学省「高等教育の修学支援新制度」
- LIMO「『国立』『公立』『私立』『短期』大学の子供の学費、どれくらい違うのか」
LIMO編集部